ジャケット襟デザインの基本

女性のスーツの襟元・デザインは多種多様。
襟ぐりに付けられた布のパーツをカラー(上襟)と呼び、その語源はラテン語の”コラーレ”で「首輪」の意味があります。
このカラーの違いで印象を変えられ、デザインで気分も変えられるのは女性ならではの特権かもしれません。

ジャケット襟デザインの基本

① テーラードカラー

優しい雰囲気をつくるなら

襟のないデザインのことで、前明き部分の打ち合わせが重なっているデザイン。
女性的でフェミニンな印象を与えます。
光沢のある生地以外にもファンシー系のリングヤーン生地やラメの入ったネップ生地で仕立てるとより女性らしさが引き立ちます。
パールのネックレスなどでアクセントを。

テーラーカラージャケット
① テーラードカラー

② スタンドカラー

女性らしさの中にシャープさを

襟があることによってきちんと感を出すとともにシャープな女性像を与えます。

スタンドカラージャケット
② スタンドカラー

③ノーカラー 打ち合わせ

 正統派スーツの信頼感を

襟のないデザインのことで、前明き部分の重なっているデザイン。
女性的でフェミニンな印象を与えます。
光沢のある生地以外にもファンシー系のリングヤーン生地やラメの入ったネップ生地で仕立てるとより女性らしさが引き立ちます。
パールのネックレスなどでアクセントを。

クルーネックジャケット
③ノーカラー 打ち合わせ

④Vネックカラー

シャープでクールな印象に

襟がないためテーラードほどのシャープさはなく、ノーカラーよりも甘さ控えめでエレガント。
インナーのブラウスでアクセントを。

Vネックカラー
④Vネックカラー

⑤ボータイカラー

フェミニンな雰囲気を演出

ひも状のカラーを結ぶことでいく通りにも表情を変えます。
リボンしばりにするとフェミニンに、一つ結びで垂らすとモードな印象を演出します。
気分を変えたい時に着たい1着。

ボータイカラー
⑤ボータイカラー

⑥ノーカラー 付き合わせ

優しい印象を演出

襟のないデザインのことで、前明き部分が付き合わせのデザイン。
前明き部分を付き合わせにすることでより女性的でエレガントな印象を与えます。
光沢のある生地以外にもファンシー系のリングヤーン生地やラメの入ったネップ生地で仕立てるとより女性らしさが引き立ちます。
パールのネックレス、ブローチなどでアクセントを。

クルーネック付き合わせホック
⑥ノーカラー 付き合わせ

⑦ノーカラー オープン

 シャープでクールな印象に

襟がないVネックで。前明き部分も付き合わせ、もしくはオープンでの着用を想定したデザイン。
シャープなフロントカットでクールな印象を演出いたします。

ノーカラー
① テーラードカラー

印象を決めるジャケット襟デザイン

襟のデザインご参考になりましたでしょうか。
他にもたくさんの襟元のデザインがありますがデザインによって相手に与える印象が大きく変わります。
きちんと印象管理をして、TPOやその日の気分で使い分ける事をオススメいたします。

デザインとたくさんのファブリックの組み合わせ、そしてあなたの希望に合わせたパーソナルパターンで仕立てるスーツで印象管理をしてキャリアアップに合わせたスーツ選びをしてみてはいかがでしょうか。