スーツやジャケットを試着して「何か違う」と感じたことはありませんか。
もしかしたら「肩パット」の厚みが自分の体型に合っていないのかもしれません。
女性のスーツやジャケットにも入っている肩パットの厚みを、ぜひ一度見直して見ましょう。
なぜ肩パットを入れるのか
肩パットなしでもいいの?
ジャケットに入っている肩パットの用途は、その厚みを調整して怒り肩、なで肩の体型補正を目的として、ジャケットのシルエットを美しく作るために用いられてきました。
以前はテーラーの見立てに合わせてなで肩の人には肩パットを厚めに、怒り肩の人には薄めの肩パットを合わせてオーダーで仕立てられました。
そのことによって美しいシルエットを作り出す為に身体に合わせてテーラーが仕立てましたが、現在は既製服のため身体に合わないスーツを着ている人を多く見かけます。
人の【格】は見た目が8割
スーツを上手に着こなすことでその人の【格】みたいなものを決められてしまいます。
物事を判断する上で視覚情報が8割を占めると言われています。
一般常識として感覚的・視覚的に感じるエグゼグティブ層や上司がいる以上、【格】は高めた方がビジネスを成功に導く方法の一つです。
ビジネススーツの常識やエチケット、美しいシルエットを理解して、自身に似合うスーツを手に入れましょう。
自分に合うシルエットの作り方
なで肩の人には・・・
薄くても良いので多少の厚みの肩パットを入れることで【信頼感】を相手に与えることができると言われています。
肩パットのないジャケットもありますので、お直し可能なメーカーや洋服のリフォーム屋さんに相談してみてはいかがでしょう。
Theory(セオリー)やINDIVI、23区のジャケットやスーツには肩パットのないジャケットスーツも多いので店頭で試着する時によく確かめてみるといいでしょう。
イカリ型の人には・・・
一般的に販売されているジャケットの肩パットの厚みが「なし」もしくは5mm程度ですのでこの厚みでしたら問題ないと思います。
一部、MACKINTOSH PHILOSOPHY WOMEN(マッキントッシュ フィロソフィー ウィメン)のようなブランドで12mm程の厚みのジャケットやスーツがあるので、試着をして確かめて見ましょう。
自分に合う肩パットの選び方は
肩幅やなで肩・怒り肩にもよりますが一番は専門家やテーラーに見てもらいながら、一緒にスーツ選びをするのが一番です。
こんな時にレディース専門のスーツオーダーの方が女性目線や印象管理などを一緒に考えながら自分に合ったスーツを作ることもできます。
もったいないから手持ちのスーツの肩パットもReスタイリング
お手持ちのジャケットやスーツの中で「今っぽいシルエットに直せないかな?」と思っているものはありませんか。
断捨離するのも良いですが、自然環境やサスティナブルな社会のためにお直しして来てみるのも一つの方法です。
オーダースーツのメリット
肩パットの調整ができるのもオーダースーツのメリットの一つです。
インターネット上にあるオーダースーツブランドでも「サンプル着用写真」をプロのテイラーが確認して、メールのやり取りだけで簡単に値頃な価格でスーツオーダーが可能になって来ています。
fukule|フクルのオーダーもその一つで、代表がパリコレクションブランドでブランドチーフをしていた感性を生かして「今っぽいオーダースーツ」を提供しています。
メールで服の相談コーナーもあるので